となりのランドセルｗ２

となりのランドセルw 2 (ジャンプコミックス)

今回は宮下未紀先生の『となりのランドセルw２』の感想です。
感想なんて言ってもストーリーもへったくれもない単なるエロコメなので、「いやぁ栞は可愛いなぁ、さすがメインヒロインだなぁ」と言ってしまえば済んでしまうのですが、まぁもうちょっと書きます。
内容は１巻と同じく巨乳小学生・佐倉萌絵を中心として巻き起こる騒動に主人公・山田一郎が巻き込まれるというドタバタエロコメです。そこに一郎の想い人である藤崎栞が絡んでくるというのは今まで通りですが、今回新キャラとして萌絵の同級生の星川きららが登場したことでよりドタバタエロコメ具合が良い意味でアホらしい方向に突き抜けています。単なるエロハプニングだけでなく、あからさまな変態キャラを用意したことでよりバカさ加減に磨きがかかってきましたね。こういった方向に突き抜けるのがこの漫画の正しい方向性でしょう。
そんな感じで萌絵ときららの小学生組が物語を引っ掻き回す役割を担っているので彼女たちがこの作品の中心にいることは間違いなく、その優遇っぷりといいますか作品の意図するあざとさは単行本修正部分の多さを見れば分かるんですが、それでもやはりこの作品のヒロインは栞でしょうね。物語的に一郎と恋仲になる可能性があるのが彼女しかいないからというのもありますが、乳首修正で唯一栞だけが該当箇所なしというガードの固さは彼女のメインヒロインとしての神聖さの表れだと思います（何を行ってるんでしょうね私は）。まぁ結局のところ私が栞が好きなだけですよ。
１巻に比べエロさもバカさも強化された第２巻。宮下未紀先生の可愛らしい絵柄でベッタベタなエロコメを見られて満足です。この作品にそれ以外を求める必要なんて無いです。ストーリー的なものは瑠璃垣夜子がありますしね。