おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 桃の黒歴史同人誌


今回は村上凛先生の『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!』シリーズの『プレゼントするんだから、オタクになりなさいっ!』キャンペーンの「桃の黒歴史同人誌」の感想です。
「あ、当たったんだ」というのが正直なところですね。デート・ア・ライブの抽選では、ブックレットの時と違いアニメ化で倍率が上がったのか見事に0巻は落選しましたが、今回は倍率はそこまででもなかったのでしょうかね。さすがにベッドシーツは外れたようですが、布モノは当たっても扱いに困るのでこっちでほんと良かったです。
さて内容の方ですが、まず村上凛先生書き下ろし短編『「あ……あたしに黒歴史なんてないんだからッ!!」by恋ヶ崎桃』。直輝、桃、小豆が自分の黒歴史を暴露する5ページの短編で、なんとも皆それぞれそのキャラらしい黒歴史が披露されましたね。桃が高校入学当初ビッチだのなんだのという噂が流れていた理由も明らかになったりと短いながらも楽しめる短編でした。自業自得だったのか。
そして本編で桃が作成した「不器用ハニー」の同人誌の漫画も収録。桃が鈴木とこうなれたらいいのにという願望丸出しの同人ですが、うん、まぁいいんじゃないでしょうか。本編内で桃と鈴木がこうなれるかどうかは別として、妄想を形にするのは自由です。きっとこんなご都合で甘々な展開で桃が幸せになる可能性もあるでしょうきっと。
あと、コミカライズの編集さんの取材漫画やオタリア関係者さんの桃コスプレがあったりもしましたがそこはノーコメントで。
モノ自体はデート・ア・ライブのブックレットと違い簡素なものですが、短編に漫画などオタリアファンとしては十分に満足いくものでした。うん、当たってよかった。それにしても富士見書房さんはいい加減こういった限定モノの抽選は止めてもらいたいですね。再録でもされない限り外れた人は絶対読めないというのはどうにかしてもらいたいところです。