俺の妹がこんなに可愛いわけがない10

今回は伏見つかさ先生の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない10』の感想です。
今回は京介が受験勉強に集中するために家を出て一人暮らしをする話。前半は一人暮らしを始めた京介のところに次々とヒロイン達が訪れるというハーレム展開。桐乃が一番に来てデレていくのは予想通りでしたが、その他のヒロインズで一番手が加奈子だったのは想定外でした。かなり懐いてはいましたがここまででしたっけ?まぁ可愛いからいいですけど。あと引越祝いパーティーで赤城が急用で欠席したのはちょっと無理矢理な気もしましたが、居たところで特にどうなるといったこともないでしょうし、これはこれでいいんですかね。
そして後半は待ちに待ったあやせ回!前回中途半端だった分今回これでもかというほど活躍しています。あやせに料理担当を任せたのは桐乃的には失敗以外のなにものでもない気がしますが、私にとってはこれ以上ないほどの好判断。よくやったぞ桐乃!そしてストーカーブログ問題など色々あって最後に遂にあやせが告白!!・・・いや、嬉しいですよ?あやせ派としては非常に楽しめた展開なんですけど、作者曰くこの10巻は「3巻構成の物語の一巻目」だそうで、あれ、これってあやせ当て馬化フラグですか?いや、この作品はタイトル通り妹がメインであることはわかっていますけど、その上であやせが好きなんだからしょうがない。まだわからない今後を心配するよりも、今を存分に楽しむことにします。ということで今回のあやせはとても可愛かったです。さすがラブリーマイエンジェル。
そんな感じで前半のハーレムなんてぶっちゃけどうでもいいあやせ回でした。最後に告白したことで11巻での活躍も確定したようなものですが、やはり3巻構成というのが気になります。あやせが可愛く描かれていれば満足といえば満足なんですが、やっぱりあれですか。満足行く展開を楽しみたければゲームを買えということですか。続編も出るらしいですし、そろそろ買ってしまいましょうかねぇ。