リリカルなのはシリーズ

あけましておめでとうございます。今年も今まで通り気の向くままに駄文を公開していきたいと思いますので、どうぞよろしく。
今年一発目の記事ですがこれ以上ないというくらいの駄文なので以下折りたたみ。
本年1発目のエントリーがラノベの感想でないのはご愛嬌。それならどのカテゴリーにするか悩んだんですが、漫画、アニメ、ゲームの全てに該当するので面倒くさいのでその他にしました。
この年末年始、いつも通りぐうたら過ごしていたわけなんですが、主に年末に買ったゲームをしていました。そのゲームというのがこれ。

はい、『魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE GEARS OF DESTINY-』です。前作『THE BATTLE OF ACES』で登場したマテリアルたちや今作の新キャラ・フローリアン姉妹を中心に、なのは達おなじみのキャラクターからプレシアやリニスまで、総勢23人のキャラクターが登場する対戦アクションゲームです。ストーリーは勿論原作者の都築真紀先生の書き下ろしで、王様の主人公っぷりやリニス関連の話、アミタとキリエの姉妹喧嘩などたっぷり堪能させてもらったわけなんですが、ただひとつ不満といいますか疑問といいますか。
漫画4期組が出てくる必要はあったのか?
まぁ最新シリーズの宣伝であることは明らかなのでそんな無粋なこと言うなってとこですが、それでもここまでストーリー的に必要ないと気になってしまうんですよ。まぁA'sという舞台に登場させる上での妥協案だったのかもしれませんが。
そんなことを考えていてふと「自分はなのは4期、特にForceに良い印象を持っていないなぁ」と思い立って、どうしてだろうと考えてみたんですが、主な理由は2つですかね。

リリカルなのはシリーズである必要性

まず、1つ目。そもそもリリカルなのはというタイトルを冠する必要があるのか?
かなり根本的なところなんですが、私個人としましてはリリカルなのはシリーズはやはりなのはとフェイト(あとはやて)が中心となる作品だと思っているので、彼女たちが中心となって物語を動かしていっていない作品を「リリカルなのは」と呼ぶことにかなり違和感があるんですよね。主人公もヒロインも敵も全て新規キャラのForceをどうやったらリリカルなのはだと思えるのかと。それこそDOG DAYSみたいに単独の新規作品として出せば良かったんじゃないかと思います。というかViVidについては既に少女たちの友情を描いた単独作品として楽しんでいますかね。

作品内での時空管理局の立場

2つ目は時空管理局の作中での描かれ方で、これはStrikersとForceが該当するんですが、無印やA'sの、終盤に事件の後片付けをするために登場するドラえもんでのタイムパトロール的ポジションから、主人公たちが所属する軍隊になったのが大きな理由かなぁと思います。登場人物たちが1人の魔法少女から軍人になったことで、戦闘や物語の展開に緊迫感がなくなったような気がします。ViVidも管理された大会内のスポーツとしての戦闘で緊迫感なんて無いも同然ですが、結局のところ軍隊に管理された登場人物たちが仕事として事件を解決する話をリリカルなのはで見たくはないということでしょう。

そんな感じで

私の好みはA's>無印>>ViVid≧Strikers>>>Forceみたいな感じなんですが、上に挙げた理由にしても客観的に見れば「俺が望んだなのはじゃない!」ってなもんなので、結局は各々の好みの問題ですよ。私には「ぼくのかんがえたかっこいいしゅじんこう」にしか見えないトーマも、好きな人にしてみれば厨二心くすぐられるカッコいい主人公となるのでしょう。人の感性って不思議なもんだと思いますが、そこが大事ですからね。多種多様な意見があって当然であり、それこそがレビューブログの真髄でありネットの楽しさですから。
とまぁ無理やり話をしめたところで終わっておきます。新年早々こんなチラ裏に最後までお付き合いいただいた方がいらっしゃったら本当にありがとうございます。