よくわかる現代魔法 ゴーストスクリプト・フォー・ウィザーズ

今回は桜坂洋先生の『よくわかる現代魔法 ゴーストスクリプト・フォー・ウィザーズ』の感想です。2か月半ぶりの現代魔法、6巻まで読み終えるのはいつの日か、読む気になっている今が勝負か。
3巻では2巻までで度々話題に出た6年前のクリスマスショッパーの時間軸がメインです。ゴーストスクリプトを通して仮想的に6年前のクリスマスにタイムスリップしたこよみが、当時小学生の弓子と協力してギバルテスのゴーストスクリプトと対峙するといった内容。いやぁ、やっとこよみが主人公らしい扱いを受けましたね。6年後から来たという時間的設定や、あらゆるコードをたらい召喚コードに変換するという能力も物語内でしっかりと活かされていて、最後に過去と現在の繋がりを匂わせる締め方は秀逸ですね。こういう時間的な展開には弱いんですよ私。弓子の尊敬する魔法使いだったり、聡史郎の口癖の由来だったり、そういった繋がりはニヤリとしてしまいます。
そういった部分も影響したのかもしれませんが、今巻は過去2冊より読みやすかったような気がします。作者の文章に変化が生じたのか、私自身の単なる気まぐれなのかは知りませんが、「先をもっと読みたい、この物語の世界により触れたい」と思っている今のうちに続きを読んでしまうべきなんでしょうね。身の周りの諸用もだいぶ片付いてきたのでさっさと読んでしまいたいところです。他にも積読や積ゲーが大量にありますしね。
これは感想とは全く関係なくてどうでもいいことですが、今日初めて手動でレジストリをいじりました。なんて心臓に悪い作業なんでしょうね、これ。慣れればどうってことないのかもしれませんが、これに慣れる日なんてくるのか?嘉穂の1、2割でいいのでスキルをください。以上、駄文でした。