よくわかる現代魔法1 new edition

よくわかる現代魔法 1 new edition (スーパーダッシュ文庫)

よくわかる現代魔法 1 new edition (スーパーダッシュ文庫)

今回は桜坂洋先生の『よくわかる現代魔法1 new edition』の感想です。
いや〜、やっと読めた!それが正直な感想です。今までに旧1巻に3度ほどチャレンジしてはいつも途中で投げてしまっていたので今回は新装改訂版でチャレンジだ、ということでやっと読み切ることができましたよ。まぁまだ1巻しか読んでないのであと5冊あるんですがね。今までライトノベルを読んできてここまで達成感を感じたのは初めてではないだろうか。
内容に関しては、こよみが主人公としては少し印象が弱いというか、この巻では美鎖さんのほうがストーリーの中心にいる分こよみがサブキャラのように見えてしまいました。終盤は主人公らしく活躍していましたが、中盤までのこよみと少しキャラが違うんじゃないかとか、ご都合的においしいところだけ持って行ったなぁという印象。キャラに対してのイメージについては2巻以降を読んでいけば固まってくるでしょうから問題ないとは思いますがね。
アニメがどの程度原作小説をなぞっていたのかは分かりませんが、少なくともこの1巻からはアニメと同等の、起伏が少ないながらも読者を引きつけるなにかが在る、なんともいえない雰囲気を感じることができて満足です。1巻を読んだ勢いで2巻以降も一気に読んでしまいたいんですが、4月からの新環境(というほどでもないですが)で何かと忙しいんですよねぇ。月末に出る星刻Ⅳまでには1、2冊は消化したい。