これはゾンビですか?
これはゾンビですか?1 はい、魔装少女です (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 木村心一,こぶいち,むりりん
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/01/20
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 117回
- この商品を含むブログ (107件) を見る
これはゾンビですか?6 はい、どちらも嫁です (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 木村 心一,こぶいち,むりりん
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2010/10/20
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 76回
- この商品を含むブログ (32件) を見る
来年1月からアニメも始まるということで、今回の感想は
木村心一先生の『これはゾンビですか?』です。
(シリーズ単位じゃなくて単行本毎に感想書けばエントリー数稼げるんでしょうけど、いろいろと面倒くさいので既刊6巻までの感想です。)
とは言ったもののこの作品、なんかすごく感想書きにくいです。文章も決して上手いとは言えないし、ギャグ台詞とかも結構すべってるし。面白いかと尋ねられたら正直返答に困るんですが、キャラはみんないいですね。活き活きしてます。メイン4人の「仲間意識」や「家族愛」みたいなものがしっかり描かれていて、それがこの作品の一番の魅力ですかね。
そうなると今後の展開はやっぱりハルナの成長が話の中心になってくるんでしょうか。3巻終了時点でユーENDを迎えたに等しい終わり方をしていますが、正直恋愛要素が中心になるような作品だとは思っていないんで今まで通り登場人物たちの絆をしっかり描いてくれればいいなぁ。でもユーの嫉妬は大好きなので書いてくださいお願いします。
あとこの作品、結構バトル描写多いですね。最初のころは文章力のこともあり必要ないんじゃないかと思ってましたが、ストーリーを追いかけるのがそれなりに楽しくなってきた今ではストーリー進行のメインであるアクションパートも当初ほど気にならなくなりました。それでも1巻あとがきで作者が言っているアクション小説には程遠いと思いますが。
全体としては、素晴らしいキャラクターたちがストーリーを面白く見せているといった印象。今後もキャラクターに引っ張っていってもらうのがこの作品のあるべき姿な気がします。
ところで
アニメはどこまで原作を消化するんでしょう?やっぱり既刊の内容を全て使った上でオリジナルエンドでしょうか。個人的には複数オリジナル回を挟みつつ3巻までの夜の王編で綺麗に終わらせてほしいなと思っていたり。